常在芝上ージョウザイシジョウー

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Splatoonをフットボールクレイジー的視点からあれこれ考える3~ナワバリ勢の正体~

前回に引き続き、スプラトゥーンをフットボールクレイジー的視点からあれこれ考えてみたいと思います。

 

今回のテーマは「ナワバリ勢と呼ばれる人たち」です。

 

スプラトゥーンには大きく分けて2つの試合形式があります。

ひとつはレギュラーマッチと呼ばれるナワバリバトル。

もうひとつはガチマッチ。

 

ガチマッチにはウデマエという、いわゆるレーティングが存在し、ウデマエが同じか、近い人が味方および対戦相手としてマッチングされます。

しかしナワバリバトルにはウデマエが存在しません。

ウデマエのほかにランクというものはあります。

ゲームを始めたときはランク1、ナワバリ、ガチを問わず試合をこなすごとに経験値が蓄積していき、最大はランク50です。

ランクはナワバリもガチマッチも共通したものです。

ナワバリバトルでは、試合前のマッチング画面でランクは表示されますが、ウデマエは表示されません。

従って、相手の強さを測る指標がないため、試合が始まってみないと、味方の強さ、相手の強さはなんとも言えないのです。

 

フットボールで例えてみましょう。

ウデマエは現在のリーグ戦の順位、ランクはJ1在籍年数みたいなものでしょうか。

例えば・・・

ランク35の人(J1在籍年数は4年目くらいのルーキーではないにせよ、まだ比較的ニューカマー)が、ウデマエS+80(リーグ戦3位)。

「なるほどこいつは手強いな、甘く見てたら痛い目に遭うな」と。

フットボールでもあるでしょう?

J2から上がってきたクラブが即J1優勝したり、ダークホース的にリーグ戦の台風の目になったり。

 

というとこで、件のナワバリバトルです。

ランク(J1在籍年数)は試合前にわかっても、肝心のウデマエ(リーグ戦順位)は、試合が始まって実際に戦ってみるまでわからないと、つまりこういうことです。

 

ね?こう考えると、なかなかむちゃくちゃなマッチングでしょう?

(ちなみにマッチングは直近の試合の結果、塗ったポイント、相手をやっつけた回数、やっつけられた回数などをシステムが判定して対戦相手を探す仕様には一応なっているようです。出典元はなにかの記事で開発スタッフの方がインタビューでそう答えていました。)

 

このむちゃくちゃなマッチング、これがナワバリバトルの味を一癖も二癖も変える絶妙なスパイスになっています。

 

そして中には、もしかしたら僕自身もそののうちの一人になるのかもしれませんが、ガチマッチにはほとんどいかず、ナワバリバトルだけを戦ってきた「ナワバリ勢」と呼ばれる人たちが存在します。

 

プレースタイルにもよりますので一概には言えませんが、ナワバリバトルでキルが6を超えると、「おお、いっぱいやっつけたな」と。

反対にデスが0だと、「やったぜ、クリーンシートだぜ」という具合に喜ばしいことです。

つまりキルデスが6-0だと、大活躍したことになります。

 

そういった中で、本物のナワバリ勢はキルデス11-0とかいう、傍から見れば「あの人やばい、そこまでうまくキル取れるならガチ行ったらすごく楽しいだろうに」と感嘆を込めたツッコミをしたくなる結果を叩き出します。

もちろん塗りポイントも勝ちチームの1位です。

さらに脅威なのが、1試合だけたまたまマッチアップの妙がうまいことかみ合ってそんな結果を出すのではなく、何試合も安定して素晴らしい結果を残すところです。

 

で、何試合か戦って、「あの人すごかったなぁ、めちゃくちゃ強かったなぁ、絶対ウデマエSはあるだろうね。」と、広場でその人のウデマエを確認してみて、A-とかだったときの衝撃ったらないです。

「いやいや、うちのチームにSの人が2人もいたんじゃん、なのにこの人、全員なぎ倒してぶっちぎりで強かったよ!?」と。

我々スプラトゥーンプレーヤーは、そういう人たちをして、畏敬の念を込めて、「この人こそナワバリ勢だ」と呼ぶわけです。

 

思うに、ガチの「強さ」とナワバリの「強さ」は違います。

例えれば、ガチはフットサルで、ナワバリがフルコートのフットボールというようなイメージでしょうか。

根本にある、基本のテクニック、つまりボールを扱ううまさという点ではフットサルもフットボールも同じです。

ですが、フットサルはより攻守において個人技が光り、フットボールはチームの中でどう立ち回るかが重要です。

スプラトゥーンも同じで、共通する基本となるテクニック、撃ち合いのうまさはガチもナワバリも一緒ですが、ガチは撃ち合いの強さを追求した試合形式、ナワバリは状況を大局的に判断する能力が求められる試合形式だと僕は捉えています。

(余談ですが、麻雀でも例えれるかもしれません。ナワバリが4人打ち、ガチがサンマというように。)

 

そうなんですよね、ナワバリはたとえ撃ち合いが強くなくても、頭が良ければ勝てるルールなんですよ。

立ち回りを柔軟に変えられるアイディアとか、「今は引くべきタイミング」とか「最前線には出ないで、少し下がったところで仲間のために足場を確保してあげよう」とか判断できる試合勘のほうが重要なんですよね。

 

フットボールだって、個人技はあまりない変わりに、「そこにいなきゃだめってところにいつも絶対いてくれるよね」とか、「ボールに顔出すタイミングいつも完璧だよね」というフットボーラーっているじゃないですか?

そういうフットボーラーって、きっと頭が良いんです。

そういった頭の良さを、僕は「フットボールインテリジェンス」と呼んでいます。

 

スプラトゥーンでも同じことが言えるのではないでしょうか?

「この人と同じチームだとすごく戦いやすい」っていう人、いるでしょう?

たぶんそういう人たちって「スプラトゥーンインテリジェンス」が高いんです。

 

まとまりなくしたためてきた、お話の結論です。

恐るべき「ナワバリ勢」の正体は、「スプラトゥーンインテリジェンス」に溢れる人たちのことを言うのだ、と。